令和6年3月現在、国内で麻しん(はしか)の発生が確認されています。
・海外(ヨーロッパや東南アジア)で麻しんが流行しており、日本国内でも海外渡航者を中心に、麻しんの感染例が相次いで報告されています。
・今後更なる輸入感染症例や国内における感染症事例が増加する可能性があります。
〈感染の疑いがある場合〉
咳・鼻水やくしゃみなどの風邪に似た症状や、結膜充血、眼脂などの結膜炎症状、口の中の頬粘膜に現れる1mm程度の小さな白色の斑点などの麻しんを疑う症状が現れた場合、必ず 事前に医療機関に連絡の上、受診の時間や方法を確認し、速やかに受診してください。
受診の際は、公共交通機関等の利用を可能な限り控え、医療機関の指示に従って受診してください。また、海外渡航後に発熱・発疹等がある場合にも同様の対応をお願いいたします。
〈麻しん予防接種について〉
麻しんには有効な治療薬がないので、あらかじめ定められた機関で予防接種を受けておくことが大切です。現在では麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種するのが一般的です。
(1) 定期予防接種対象者(無料で接種) 【参考】令和4年度の接種率(新富町)
第1期:1歳~2歳未満 第1期 約86%
第2期:小学校入学前の1年間 第2期 約92%
※対象者の方でまだ接種が済んでいない
場合は、早めの接種をお願いします。
(2) 上記(1)以外の方
対象者ではない場合は任意接種(有料)となります。また、妊婦の接種はできません。
※海外渡航前の10代や成人の方で2回接種を受けていない場合、予防接種を受けることを検討してください。
麻しんについて詳しい内容につきましては、
以下のリンクからご覧ください。
麻しんについて(厚生労働省)
【乳幼児~小学生】
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫力)は成長とともに自然に失われます。
そこで、赤ちゃん自身で免疫をつくり病気を予防するのに役立つのが予防接種です。
あらかじめ予防接種で免疫をつけ、感染症を予防するとともに、感染症の流行を防ぐためにも予防接種を受けましょう。
新富町に住民登録のある対象年齢の方に対して、各種予防接種を行います。
各実施医療機関での個別接種となっていますので、かかりつけの医療機関へ直接お申し込みください。
詳しくは以下の各リンクをクリックのうえ、ご確認ください。
〇乳幼児の定期予防接種
(対象年齢まで無料)
〇児童・生徒の定期予防接種
(対象年齢まで無料)
〇任意予防接種
(一定の金額を町が助成)
・おたふくかぜ
・三種混合
〇予防接種を実施する委託医療機関一覧
【生後6か月~高校生相当】
〇インフルエンザ予防接種
・新富町はつらつ健康基金を活用し、令和2年10月から各契約医療機関にて10月~1月の期間で助成をしています。
【満50歳以上の方】
〇帯状疱疹予防接種
・新富町はつらつ健康基金を活用し、令和5年10月から町内実施医療機関にて助成をしています。
【65歳以上の方】
○高齢者肺炎球菌予防接種
・対象の方には4月に受診券を送付しています。
○高齢者インフルエンザ予防接種
・満65歳以上の方が対象です。また、60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方も対象となります。
・10月~1月の4か月間が接種期間となります。
定期予防接種
平成26年4月1日から、ジフテリア、破傷風、百日せき及び急性灰白髄炎の第1期の予防接種、日本脳炎の第1期の予防接種の初回接種、Hib感染症の予防接種並びにヒトパピローマウイルス感染症の予防接種について、接種間隔等が変更になりました。
保護者以外の方が同伴する場合
お子さんが定期の予防接種を受けるには、原則として保護者(父、母、養親)の同伴が必要になっています。しかし、やむを得ない理由により保護者が同伴することができない場合は、接種を受けるお子さんの健康状態を普段から熟知している親族等が同伴し、予防接種を受けることも可能です。
注意事項
○予防接種についての説明書(予防接種と子どもの健康)を保護者・代理人が読み、予防接種の効果や副反応、健康被害などをよく理解した上で、必ず保護者が予診票・委任状に記入してください。
○保護者以外の同伴で、委任状がない場合は接種ができませんので注意してください。
転入者の方へ
〇新富町では、予防接種の接種状況を確認するために、台帳を作成しています。
〇転入後に予防接種履歴を把握できていない方には、記入用紙をご自宅に郵送しますので、今までの予防接種履歴を記入のうえ、ご返送ください。
〇予防接種未接種および履歴の確認が取れていない方には、接種歴確認のご連絡をさせていただく場合があります。
平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方は、20歳未満の間、日本脳炎予防接種を定期接種として受けることができるようになりました。対象の方は、一度母子手帳をご確認ください。
予防接種費用の償還払いに関するお知らせ
平成26年4月1日より、次のいずれかに該当する場合は、県外で予防接種を受けた費用を申請することで助成を受けることができます。
(1)里帰り出産の理由により、県外で予防接種を受ける方
例:母親が県外で里帰り出産し、しばらく県外で過ごす場合、生まれた児やそのきょうだいがその間に県外で
予防接種を受ける場合は該当します。
(2)災害その他やむを得ない理由により、県外に継続的に滞在している方で予防接種を受けることについて相当の理由があると認められるとき
(3)予防接種を受ける方が、病気により県外の病院で入院、又は通院している場合、その病院において予防接種を受けることが適当であると認められるとき
※予防接種を受ける前に、いきいき健康課で申請が必要です。該当される方はいきいき健康課へお問い合わせください。
遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診 ~新型コロナウイルス対策が気になる保護者の方へ~
予防接種や乳幼児健診は、お子さまの健やかな成長のために一番必要な時期に受けていただくよう、町からお知らせしています。
特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険性が高まります。
お子さまの健康が気になるときだからこそ、予防接種と乳幼児健診は、遅らせずに、予定どおり受けましょう。
新型コロナウイルス対策が気になる保護者の方へ(リーフレット)
下記の対象者の方へ、子宮頸がんワクチンの公費接種の機会(キャッチアップ接種)を提供しています。
対象者
・1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女性で、子宮頸がんワクチンを接種していない方
※大学通学等の理由により、宮崎県外で接種することも可能です。
接種前に申請が必要ですので、役場 保健相談センター(0983-33-6059)までご連絡ください。
キャッチアップ接種期間(無料)
・令和7年3月31日まで
※キャッチアップ接種期間を過ぎると、有料になります。
この機会を逃し、ワクチン(9価)を自費で接種する場合には、約10万円の自己負担がかかります。
できるだけ早めの接種を検討しましょう。
子宮頸がんについて
・子宮頸がん発症のピークは20代~30代とされ、それらは妊娠・出産年齢と重なる時期でもあり、妊娠や出産に大きな影響となりかねません。また、日本では毎年10,000人以上の女性が新たに子宮頸がんと診断され、年間約2,900人の女性が命を落としています。
・子宮頸がんの中でも、特に ” 腺がん ” は、検診では見つかりにくいといわれており、感染を予防するためにはワクチン接種が非常に有効です。
ワクチンについて
・子宮頸がんワクチンは以下の3種類が用いられています。
○2価(サーバリックス) ○4価(ガーダシル) ○9価(シルガード)
※令和5年度から、9種類のウイルスの種類(型)に対応した予防効果の高い9価ワクチンの公費接種が開始されました。
・ワクチンは一定の間隔をおいて3回接種しますので、完了までには6か月以上かかります。
・このキャッチアップ接種の期間に、子宮頸がんを早期に予防しましょう。
予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
HPVワクチンの接種後に生じた症状について、患者へより身近な地域において適切な診療を提供するため、各都道府県において協力医療機関が選定されています。
○ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関
宮崎県:宮崎大学医学部付属病院 産科・婦人科
T E L:0 9 8 5 - 8 5 - 1 2 2 5
F A X:0 9 8 5 - 8 5 - 9 1 8 6
県外の標記協力医療機関につきましては、下記のリンクからご覧ください。
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
その他の案内
○接種間隔や、委託医療機関について
新富町 子宮頸がん予防ワクチン接種表(キャッチアップ接種対象者用)
○ワクチンに関する詳細について
厚生労働省ホームページ(キャッチアップ接種のご案内)