掲載レシピのご紹介

山芋のとろろ蒸し


ふっくら山芋とエビだんごの、食感も楽しい一品
えびのすり身だんごと長芋を蒸し上げた、優しい味わいの一品。長芋や大和芋の粘りのもとは、老化防止に効果的。しかし、粘りが、誤嚥(飲み込みが上手くいかず、食べ物が食道ではなく気管に入ること)を引き起こす可能性も。加熱すると粘りがとれ、ふっくらとした食感になります。
山芋のとろろ蒸し

エネルギー 98kcal
塩分 1g
たんぱく質 8.5g
脂質 1.2g
炭水化物 13.1g

材料


長芋 …320g

A
だし汁 …カップ1/2
うす口醤油 …大さじ1/2
みりん …大さじ1/2

芝エビ …120g

B
卵白 …1個分
生クリーム …大さじ1
塩 …少々

銀あん
C
だし汁 …カップ1/2
うす口醤油 …小さじ1
みりん …小さじ1

片栗粉 …大さじ1
水 …大さじ1

三ツ葉 …4本
紅葉おろし …少々

作り方

(1)長芋は皮をむき、おろし金ですりおろす。
(2)(1)にAを加え、泡立て器などでよく混ぜる。
作り方1
(3)芝エビをフードプロセッサーかすり鉢ですり身にし、Bを加えてよく混ぜる。
(4)(3)を一口大に丸めて蒸し器で蒸す。手に水をつけて丸めるとやりやすい。
作り方2
(5)銀あんを作る。Cを火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
作り方3
(6)三ツ葉をさっとゆで、3センチ長さに切って(5)に加える。
(7)器に(4)のエビを入れ、(2)の長芋を注ぎ、蒸し器で15分間蒸す。
(8)(7)に(5)のあんをかけ、紅葉おろしを添える。

調理のポイント

(1)長芋はすりおろして加熱すると粘りがとれます。
(2)エビはすり身にして、卵白と生クリームのつなぎまとめ、のどの通りをなめらかにします。
「つなぎ」の利用
(3)あんのとろみが、のどの通りをなめらかにします。
調理の工夫



協力
財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献
「いつもの材料でつくるソフト食高齢者メニュー」(鉱脈社刊)
「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻/下巻」(リベルタス・クレオ刊)

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