皆さん、こんにちは。 今回のブログは、町民こども課の溝邊が担当します。 年の瀬が迫り、忙しい日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか?
さて、新富町では平成28年12月より新たに取り組んでいる子育て支援があります。 それが『みやざき子育てサポート事業』です。 それって何!?と思われる方も多いのではないのでしょうか? 現在、宮崎県内10箇所にファミリー・サポート・センターという 有償ボランティア組織があります。 しかし、新富町には残念ながらありません…(;_;) 「新富町にはファミリー・サポート・センターみたいなものはないのですか?」 といった声も何度かきかれました。 このままではいけない! 新富町で子育てを頑張っているお父さん、お母さんのために 何かできることはないのだろうか…? そこで取り組むことになったのが、この『みやざき子育てサポート事業』です。 みやざき子育てサポート事業とは、 生後6ヶ月から小学6年生までのお子さんを対象に、 サポート会員の自宅等において一時的な預かりを行う、 子育て中のお父さんやお母さんのお手伝いをする有償ボランティアです。 “仕事が残業になってしまって保育園や放課後児童クラブのお迎えが間に合わない” “一時間ぐらいだけど、子どもを預かってくれるところはないかなぁ” “病気回復期だけど、学校は休ませないといけない。でも仕事は休めない…” そんなときに利用していただきたいのが、この事業です。 サポート会員さんは子育てがひと段落した方や 子育て中の方など経験も年齢も様々ですが、 子育て支援に熱意のある方たちです。 サポート会員として活動する前には養成講座を受講してもらい、 子どもや子育てについてさまざまな視点から学び、 子どもの病気や怪我・救急法、遊び方など実技を通しながら身につけていただくようにしています。
ここで少し、養成講座の様子についてお伝えしたいと思います。 下の写真は10月に総合交流センターきらりにて開催した講座の様子です。 (西都市と合同で開催しています) みなさん、真剣です!やる気に満ちあふれていますね。 身近なものを使っておもちゃ作り。 アイデアひとつで、身近なものが子どもが喜ぶおもちゃへと早変わり(^^)♪ 子どもの誕生から考えていきました。 サポート会員は子守りではなく、 子育ての支援者として親を育て、子を育てる人であってほしいというお話がありました。 心肺蘇生から誤飲時の対応まで救命処置のやり方を実践した、実技中心の乳幼児安全法。 大切なお子さんを預かるために、子どもがかかりやすい病気についても詳しく学びます。 子育てにかかるストレスが児童虐待にもつながることも…。 地域の中で楽に子育てができる環境づくりが大切で、 その一員として活躍していただくのもサポート会員さんの大切な役割になってきます。 現在、サポート会員として活動されている吉野さん。 お孫さんが県外にいるため、なかなか会えず、 近くにいる子どもたちのために何かお手伝いできないかなと思い、登録されたとのこと。 実際に活動されてみての感想等を話していただきました。 「まだまだサポートすることができますよ!」と熱く語っていただきました! 保育園での保育実習の様子です。 保育士さんの子どもと接する姿から接し方や言葉かけの仕方など、 お子さんを預かるうえで大切なことを、実習を通して身につけました。 新富町ではサポート会員9名、利用会員9名の18名(H29.12.25 現在)の方が登録しています。 実際に利用している方からは 「サポーターさんもとてもいい方だし、安心して預けられます」 「本当に助かっています」 といったありがたい声もいただいています。 会員登録をしておけば利用するまでは料金も発生しませんし、 いざというときに利用ができるという優れものです! 利用してもしなくても、いざというときのために登録しておくことをおすすめします。 また、平成30年3月21日(水)には、新富町総合交流センター「きらり」にて 『子どもと音楽&交流会』(西都市・新富町合同)を開催予定です。 現在会員登録されている方はもちろんのこと、 サポート事業に関心のある方など多くの方に足をはこんでもらえたらと思います。(お子さんと一緒に参加できます♪) 素敵な音楽に触れてもらいながら、 子どもの発達に音楽がどのような影響をあたえるのか、 また、新富町の子育て支援についても知っていただく機会になればいいなぁ と考えています(^^) 子育ての支援をしてほしいという方(利用会員)、 新富町の子育て親子のために支援をしたいという方(サポート会員) ともに随時募集中です!! もっと詳しく知りたいという方は、 町民こども課児童福祉・子育て支援係(⑥番窓口)までお問合せください。
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