新富町職員ブログ
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家を出る前に玄関で“お財布携帯”(おサイフ・ケイタイ)と呪文を唱えてください!
忘れ物の80%は防げます!(今の世の中、キャッシュカードと携帯があれば、そこそこ大丈夫です)

こんにちは! 環境水道課の大西です。
昨年5月に生まれて初めての人間ドックに行ってきました(#^.^#)
しかし、再検査を受ける事となり
結果として糖尿病であることが判明してしまいました(+_+)

まさに、晴天の霹靂((+_+))

それから、色々と気になり、ネットで調べてみました、、、、、(+o+)

調査の結果、糖尿病だからといって、
すぐに神経系の病気、人工透析などになるのではなく、
これまでの生活(食生活・運動)を改めていけば、
重い症状になることを最大限に伸ばしていけることがわかりました >^_^<
(※糖尿病は、一度なったら治りませんが、、、)

ここから一念発起! 
まずは、食生活からあらためていくことを決意いたしました(^0_0^)

糖尿病は、生活習慣病と言われています。
そして食生活が非常に大切だと言われています。
そこで、普段の食事の中で、血糖値を上げる食品・血糖値を下げる食品を調査し、
自分がどの食品を取るべきか取らざるべきかを調べました
(糖尿病治療は、食事療法70%、運動療法20%、薬療法10%と言われています)。

以下に私が調査した血糖値を上げる食品、下げる食品を示します。

●血糖値を上げる食品
穀物 ご飯・ビーフン・春雨・パン・マロニー
麺類 蕎麦・うどん・ラーメン・きしめん・パスタなどすべて
いも類 ジャガイモ ・さつまいも ・里芋
粉類 パン粉・片栗粉・小麦粉・餃子の皮
野菜類 にんじん・かぼちゃ・蓮根・空豆・とうもろこし
調味料類 ソース・ケチャップ・砂糖・みりん・白みそ・カレーのルー
お菓子類 お菓子類すべて
お酒類 日本酒・紹興酒・梅酒
飲料類 牛乳・スポーツ飲料・ジュース・炭酸飲料全般

●血糖値を下げる食品
野菜など食品 葉物野菜全般・玉ねぎ・にんにく・レモン・おくら・きのこ・寒天・海藻・瓜・ブロッコリー
魚介系食品 あさり・かき・たこ・いか・鯖・秋刀魚
調味料系 酢・オリーブ油、シナモン
その他食品 納豆・大豆・玉ねぎ茶・ゴーヤ茶

上記の表をみてもらえばわかると思うのですが、
穀物類・炭水化物類(米・パン)は全般的に血糖値を上げてしまう事に気づくと思います。

では、主食である 米、ご飯、めし(←米を食べなければいいのか?)
答えは“NO”です。

日本人の主食お米には、ビタミン・ミネラルなど数多くの栄養が入っており、
お米を取らないと栄養補給がうまくいかず
栄養失調となる可能性が高くなるとのことです。
戦時中おかずなしで米ばかりを取っていた人は栄養失調にはならなかったが、
パンばかり食べていた人は栄養失調になった人が多かったとのこと。

お米(穀物)は食べるけど、最小限にしていくことが重要!!
  
という事です。

そこで、私が考えた食事療法は、こんな感じです。


【ご飯を食べる前に、①ヨーグルト(糖分がほぼ入ってないやつ)
②野菜 ③おかず(肉・魚)をたくさん食べてご飯は最後に100gだけ食べる】です。

イメージできるよう朝・昼・夜の食事のメニューと写真を添付いたします↓

1. 朝食
【朝食メニュー】

①ヨーグルト(糖分の最小限に低いもの)②カット野菜+ツナ缶(玉ねぎドレッシング) ③パン(スライスチーズ上乗せ) ④麦茶


 

【食べる順番が大切!】
糖尿病患者にとって食べる順番というのは、非常に大切になってきます。
その理由は、“インスリンの分泌を節約”しなければならないからです(※【インスリンの役割】参照)。
そのため、インスリンを緩やかに分泌させるイメージで食べていかなければなりません。

【順 番】
まず、①ヨーグルト(糖分の最小限に低いもの)を食べます。
ヨーグルトは血糖値を緩やかにあげる効果があります。
ただし糖分の多いヨーグルトは逆に血糖値をあげてしまうので、
成分表示(甘いのはダメ!)はよく見て買いましょう。
スーパーなどで130円~150円で安いものがあります。

次に②カット野菜+ツナ缶を食べます。
野菜も、血糖値を緩やかにあげる食品なので、2番目に食べます。

そして、最後に③パン(スライスチーズ上乗せ)を食べます。 

炭水化物は一番インスリンを要します。
ヨーグルトと野菜で緩やかに分泌したインスリンで
炭水化物であるパンをやっつけるイメージです。

※【インスリンの役割】
私達の体は、血液中のブドウ糖を燃料にして動いています。ブドウ糖は、ご飯やパン等の炭水化物、イモ類やお菓子などの糖分に含まれています。
普段の食事から摂ったブドウ糖が血液中に溶け込んで全身に運ばれることにより、
私たちの生命が維持されています。
血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれます。
この血糖を各細胞、臓器など体全身にエネルギーとして送る役目をするのが、“インスリン“です。

もし、インスリンの量が少なかったり、分泌しても上手に働くことができなくなると
血糖が一定値を超えて高い状態が続きます(高血糖)。
この状態が糖尿病なのです。
糖尿病を放置して、食事・運動療法をしないと〈糖尿病三大合併症〉を起こしやすくなります。

〈糖尿病三大合併症〉
●(し)糖尿病神経障害・・・手足の感覚をつかさどる末梢神経ダメージを与え、ひどい時には手足の切断等もあり得ます。
●(め)糖尿病網膜症・・・・失明の恐れがあります。
●(じ)糖尿病腎症・・・・・人工透析をしなければなりません。

〈糖尿病三大合併症〉の進行から“ しめじ ”などと呼ばれています。
 
2. 昼食
【昼食メニュー】
1.ヨーグルト(糖分の最小限に低いもの)+リンゴ②カット野菜+ツナ缶(玉ねぎドレッシング)
③焼き鯖 ④味噌汁(具:しめじ、えのき)⑤ご飯(100g)



 
果物は固形のものはいいと言われています。
ジュース等にすると糖分が加わってきますので果物ジュースは控えた方がいいみたいです。

3.夕食
【夕食メニュー】
1.ヨーグルト(糖分の最小限に低いもの)+リンゴ②カット野菜+ツナ缶(玉ねぎドレッシング)
③水炊き(具:豚肉、豆腐、もやし、えのき、しめじ) ④ご飯(100g)


 
糖尿病患者にとって豆腐料理は良品です。
血糖値を下げる大豆が成分なのでとてもよく、カロリーも少ない。また空腹感も和らぎます。

【H29.11月の健康診断結果】
上記のような食事療法を約6か月間継続したH29.11月に健康診断がされましたのでその結果を添付いたします(たまにはサボりましたけどね)(^0_0^)


 
左=H29.11月の結果、中心=H28.11月、右=H27.11月です。
今のところ、A判定並びに現状維持をキープできました >^_^< V
運動療法は、一切しておりません(自信を持って断言いたします!)(^○^)

【裏ワザ サプリの活用】
今日は夜飲み方、出張で外食など、生活していく上で
ヨーグルトや野菜を準備できないことが多々あります。そ
んな時とても役立つサプリがあります。

これです↓


 
その名も
【桑の葉エキス】120粒入りで、食事前に1粒服用すればいいものです。
食事をしても血糖値をそこまで上げない効果があります。

1番のお奨めポイントは、多くて、安いという事です。

1袋800~900円で売っています(似たようなサプリがあるが、約4,000円位が相場で、1回4錠くらい服用しなければならない)。

どうしても、ヨーグルトや野菜が準備できないときは、これを活用しています。
ただし、飲み会、外食でも野菜系から、食すこと。炭水化物は、少なめに最後に食べることは怠らないように(食べる順番は守ること)!!

【最後に】
以上が、糖尿病になった私の食生活です。
この食生活をはじめて、8カ月ほど経ちます。
ただ毎日このような食事ができたわけではなく、
たまには、自分にご褒美と称して大食いもしてしまいました(#^.^#)

しかし、緊張と緩和は、長く継続させるうえでとても大切です。

“緊張ばかりでなく、緩和も!!緩和ばかりでなく緊張も!!”

これが大切だと思います。

緊張と緩和をうまく調和していくことがこの8カ月を通して大切なことだと思いました。

●最後に私の好きなヒューマニズム映画のセリフで締めくくりたいと思います。

 【大切なのは勝つことではない! 負けないことだ! 】

(今の状況(負けの状況)を嘆いて下を向いて歩みを止めてしまうことは、あまり得な事ではない、大切なのはその状況に立ち向かい努力と工夫をし、良い方向に現状を変えて行く。そして負けずに進んで行いく。それが本物の勝者なのだ!)

○ご清聴ありがとうございました >^_^<

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