今年の6月、サッカーワールドカップがロシアで開催されます。
深夜開始の試合が多いので、寝不足になる人も多いかもしれませんね。
これに便乗して、サッカーのルールの中で最もわかりにくいであろう、
オフサイドについて都市建設課の中武がお話します。
オフサイドになる度に試合が止まってしまうため、
ルールがよくわからない方にとっては、面白くないものであることと思います。
オフサイドとは・・・
ひとことで言うと、「待ち伏せ禁止」です。
下の図で、攻撃側の選手がボールを蹴った瞬間に
オフサイドラインより前方にいた選手がボールを受けると、オフサイドの反則になります。


反則を取られると、相手チームの間接フリーキックで試合を再開します。
オフサイドにならない場合などの細かいルールが存在しますが、
とりあえずこれだけ知っておけば観戦を楽しめるかと思います。
このルールがないと、どうなるのか・・・
攻撃側の選手が相手ゴール前に常に位置取ることで簡単に得点が入りそうに思えますが、
それに伴い守備側の選手もゴール前に固まると予想されます。
そうなると、お互いのゴール前でボールを蹴り合うだけの試合になるかもしれません。
オフサイドルールが存在することでチームがコンパクトになり、
選手同士が近い距離で配置されるため、
狭いところでボールを扱う技術が磨かれるほか、
オフサイドライン裏の広いスペースをどう突いていくかという
相手との駆け引きが生まれているのではないかと思います。
オフサイド廃止案・・・
サッカー未経験の方から、ルールがわかりにくいし、
廃止して点数がもっと入ったほうが面白いのに、
という意見を聞いたことがあります。
実は提案もされていますが、廃止すると全く別のスポーツになるため
反対という考えが多いように思います。
実際にやってみないとわかりませんが、
将来的にルールが廃止になるのか一部変更になるのか、気になるところです。