新富町において、これまで建設された多くの公共施設について、建設年数が経過し、老朽化した施設が数多く存在しています。これらを維持管理していくためにかかる毎年の経費や、老朽化に伴い必要となる建替えや改修の経費は、今後の町の財政にとって、かなり大きな負担となることが予想されます。また、少子高齢化の進行といった社会環境の変化も視野に入れつつ、施設の統廃合や機能転換なども含め、公共施設の適正配置と有効活用について、早急に検討を進めることが求められています。
この状況の下、国においては、「経済財政運営と改革の基本方針~脱デフレ・経済再生~」(2013年6 月14 日閣議決定)における「インフラの老朽化が急速に進展する中、「新しく造ること」から「賢く使うこと」への重点化が課題である。」との認識のもと、2013年11 月には、「インフラ長寿命化基本計画」が策定され、各地方公共団体においては、こうした国の動きと歩調をあわせ、速やかに公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画(公共施設等総合管理計画 )の策定を要請されました。
本町においても、これらの課題に対して重要な取組みと捉え、当計画書において、これからの施設のあり方を検討する上での素材となるように取りまとめを行いました。
新富町公共施設等総合管理計画(PD 1206KB)