感染症予防対策

重症熱血小板減少症候群(SFTS)について

マダニは、春から秋にかけて活動が活発になります!

野外活動の折には、しっかり予防対策を行い、マダニに咬まれないようにしましょう!

 

【感染経路】

多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します(インフルエンザのように容易にヒトからヒトに感染して広がるものではないとされています)。

最近の研究では、SFTSウイルスに感染し発症している動物にかまれたり、その血液などの体液に直接触れたりすることで、SFTSウイルスに感染する可能性も否定できないとされています。

 

【症状】

ウイルスを保有しているマダニに咬まれた後、6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。
時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障がい、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

 

【感染予防対策】

※マダニに咬まれないようにすることが最も重要です。
草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくしましょう。

 

感染予防対策やダニに咬まれた時の対処法についてはこちらをご覧ください。