新田原基地と周辺地域

新田原基地の沿革

新田原基地の沿革
新富町のほぼ中央の台地に滑走路を東西方向に延びる新田原基地があり、離着陸侵入表面下に、住宅密集地、商店街を控えジェット機による騒音、基地排水など町民生活に様々な影響を及ぼしています。
基地の歴史
昭和16年に旧陸軍飛行場として建設され、戦時中は落下傘部隊、特攻基地となりました。
終戦とともに開拓地として民有化され桑畑として利用されていました。
昭和32年に新田原基地が設置され、第3操縦学校分校として開設されました。
その後、F-86,F-104,F-4EJ等が配備され、現在ではF-15のパイロット養成のための飛行教育隊と戦術飛行教育のための飛行教導隊(F-15)、領空侵犯(スクランブル)処置などの実任務に従事している301飛行隊(F-4EJ)と遭難者の捜索救難や緊急患者空輸などを行う新田原救難隊の4飛行隊が所在する基地です。

騒音区域と激甚地域

騒音区域

町内のほぼ全域が75wの騒音区域に指定されております。

騒音の調査を町内6箇所(国が2箇所、町が4箇所)で行っております。
町内の各地域で騒音度調査を行っております。

 

激甚地域

平伊倉・宮之首・矢床・奥・弁指・下三納代・新町・今別府・十文字・新田原・春日・瀬口・溜水など13地区の区域は、特に騒音の激しい85wが地域の大部分を占めることから騒音激甚地域に指定されています。

WECPNLとは

加重等価継続感覚騒音レベルといい、航空機騒音を総合的に評価する国際的な単位で、音響の強度、頻度、発生時間帯、継続時間などを加味し線引きをしています。通常75w、80w、85wで表現しています。

  

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