新富町は宮崎県のほぼ中央部の沿岸地帯にあり、北は高鍋町、西は西都市、南は宮崎市と接しています。
総面積61.48平方キロメートル、東西約9km、南北約7kmのほぼ四角形で、北西部は高台の畑地帯、東南部一帯は一ツ瀬川ぞいにひらける平坦な水田地帯を有しています。
古くはこの平坦部は海中であったと思われ、貝化石等が発見され、北西部の高台一帯には、円形古墳や前方後円古墳など230基余りが散在し、その名も新田原古墳群と称しています。
昭和15年、町の中央部高台地帯に新田原飛行場が建設され、戦時中は落下傘あるいは特攻隊基地として使用されました。終戦と共に開拓地として民有化されていましたが、昭和32年、航空自衛隊新田原基地が建設され、現在では、F15Jジェット戦闘機の基地として、国土防衛の役割をはたしています。
農地面積は約2,600ヘクタール、水田と畑がほぼ半分づつで、水田地帯では早期水稲、施設園芸が盛んで、トマト、キュウリ、ピーマンなどが栽培されています。畑地帯ではメロン、タバコ、茶が栽培され、豚、養鶏、肉牛、酪農などの畜産も盛んです。
【位置】
- 東経:131度29分
- 北緯:32度3分
- 面積:61.48平方キロメートル
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