新富町職員ブログ
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2018年6月13日 新富町の災害対応

こんにちは。防災基地対策課の村岡です。

今回のブログでは、新富町内の魚釣り事情についてお送りする予定したが、
予定を変更して「新富町の災害対応」についてお送りします。

このブログの締切日である6月12日(火)の夜明け前、
私はベッドから抜け出して着替えていました。
ブログに掲載する魚(チヌ)を釣るために
早起きして一ツ瀬川に出かけようとしていたのです。

その時!!

ブゥッブゥッ!ブゥッブゥッ!

久しぶりに聞くその音に心拍数が上がります。
スマートフォンに表示されたのは

【緊急地震速報】
震度4 およそ13秒後
宮崎県新富町
(最大震度4 震源地:大隅半島東方沖 4時54分20秒)

 

履きかけのズボンに素早く脚を通し、10秒後に迫った地震に備えます。

ドスン!! ギシギシギシギシ...

下から突き上げる揺れのあと、10秒ほどの横揺れ。
震度3かな...と考えつつ、着替えを済ませ車に乗り込みます。
出勤です。
私の所属する防災基地対策課職員は、
震度3以上の地震が発生した場合には役場へ出勤し、
情報収集することになっているのです。

 (2度目の地震の震度が表示されているため震度1です。)

午前5時5分に第一配備体制(情報収集)につき、
気象庁ホームページやNHKなどで地震の情報を集めます。
また、宮崎県災害対策支援情報システムで県へ情報収集体制に入ったことを報告します。


 

幸い、今回の地震では津波の発生は無く、町内においても被害の報告はありませんでした。
その後、余震等も無く、午前6時に第一配備体制(情報収集)解除となりました。


 

早朝の役場から見た、朝もやのかかる人通りの少ない町はどこか幻想的に見え、
役場で操法訓練を行う消防団の声が響いていました。

今回の地震による被害はありませんでしたが、
日向灘地震、南海トラフ巨大地震はいつ起きるかわかりません。
また、毎年のように台風・豪雨災害が全国各地で発生しており、
新富町でそのような災害が起きないとは言い切れません。

災害は忘れた頃にやってきます。
危機意識をもって、私たち防災基地対策課は業務に当たっていきます。

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