新富町職員ブログ
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総務財政課の岩本です。

今日は、防災無線の放送について“裏側”を少しだけお話できたらと思います。

実は、防災無線のあの声の正体は私なのです。
防災無線の放送を担当させていただいて3年目になります。

実は、防災無線の放送をするには、無線従事者の免許(第3級陸上特殊無線技士)が必要なのです。
そのため、防災無線の放送ができる資格を持つ職員は、新富町役場内に1割程度しかおりません。

いつもここから放送しています。 ↓↓↓
防災無線放送卓

防災無線は、緊急の場合を除き、基本的に録音で放送しています。
定時の放送時間は、午前7時5分と午後7時30分です。
ここ↑↑で、毎日、当日の夜と翌日の朝の2回分を録音します。
金曜日は、土日を挟むので6回分録音します。録音時間は、1時間前後を要します(*_*)

ただ、この機械、私の年齢(内緒)とほぼ同じくらいの機械です・・・

編集ができませんm(_ _)m そのため、繰り返しは、本当に繰り返し言っています。
たまに、5分近い放送内容になる時に、あと少し…というところで間違ってしまったり、飛行機の音が入ってしまうと最初からやり直し…、本当に泣きそうになります(T_T)

防災無線の放送地域は、放送内容によって変えることができます。
地区単位、富田・新田などの単位、外のみ、屋内のみなど、放送地域を指定して放送することもできます。
わかりにくいかと思いますが、下の写真が、その詳細を示しています。

無線放送地図表示

本来の目的である、防災に関するお知らせで使用することがほとんどないため、毎日の放送に飽き飽きして、電源を入れていない方もいらっしゃると聞きます。

でも、『いざ』というときに防災無線が鳴らなくては、防災無線の意味がありません。

素人のお聞き苦しい声ですが、『いざ』というときに防災無線が鳴るかどうかの確認の為にも、定時の放送もお聞きいただければと思います。

また、防災無線の調子がおかしい場合は、防災基地対策課 (電話0983-33-6061)へご連絡ください。

最近は、テレビやインターネット・メールなどの普及により、防災無線の放送が遅れを取ってしまい歯がゆい思いもしていますが、迅速に、正確で、より身近な情報を皆さんにお伝えできるように努力していきたいと思います。

※「用語解説」内のリンクについてのご質問やご要望は、ウェブリオまでお問い合わせ下さい。