福祉課で高齢者福祉を担当しています池田真二です。
今回は、散歩中に思いもよらず目撃した「命の営み」について紹介します。
4月22日夕方、犬の散歩中に鬼付女川支流の「江子川」にさしかかった時、川面でバシャバシャと水音を立てながら何かが泳いでいました。
身を乗り出し覗いてみると、それは何とゆうに60cmは超えるであろうと思われる黒い「鯉」が50匹ほどいました。
慌てて自宅に帰ってデジカメを取ってきて撮影した写真がこれです。
(産卵の瞬間)

(産卵の瞬間)
これは、産卵のために鬼付女川から支流の「江子川」の浅瀬にのぼってきたのだとわかりました。
ネットで調べたら「コイの産卵期は春から初夏にかけてで、この時期になると大きなコイが浅瀬に集まり、バシャバシャと水音を立てながら
水草に産卵・放精を行い、一度の産卵数は50万-60万ほどもある。卵は付着性で水草などに付着し、数日のうちに
孵化する。稚魚はしばらく浅場で過ごすが、成長につれ深場に移動する。」とありました。
ちょうどその日のこの時間は「大潮の満潮時刻」だったようです。
5月の端午の節句前で空には「鯉のぼり」、川でも「鯉のぼり」と大変珍しい光景を目にして感動したところです。
新緑に包まれ新富町は一番いい季節を迎えています。
皆さんも町内を探索し色んな新発見をされてはいかがでしょうか。