副町長の壱岐です。
今日は7月21日(土)に行われた東児湯支部消防操法大会での新富町消防団の活躍の様子をお知らせします。
大会はポンプ車の部、積載車の部、小型ポンプの部の三部門ごとに各町の大会で優勝した精鋭14チームが県大会出場をかけて操法の技を競います。
東児湯消防組合職員及び各町副団長で構成される審査員により、走法開始から発水により標的を倒すまでの所要タイムと操法要員全員の動作行動及び延長ホースの曲り等の総合審査について、350点満点からの減点方式により行われます。
まずはポンプ車の部、新富町消防団第1分団第2部(指揮者猪野部長以下4名の精鋭)

開始前の緊張の一瞬(全員心臓の鼓動は最高に高まっています)
火点は前方の標的、水利はポンプ車後方の防火水槽
第1線延長開始!(ホースを3本延ばし火点へ発水)

指揮者は操法を指揮するため火点近くの最前線へ、1番員は筒先を背中に掛け左肩にホースを担いで火点近くへ、2番員はポンプ車から1本ホースを延ばし2本目のホースを担いで1番員のもとへ、3番4番員は力を合わせて防火水槽へ吸管設置
2番員はすべてのホースがつながったのを確認しポンプ車のもとに戻り4番員へ放水開始の伝達する等、ポンプ車と前線の間を全力で駆け巡るため体力と脚力が要求されます。

1番員火点めがけて発水!
無事標的を倒した後指揮者の指示により2番員、3番員、4番員で第2線延長開始!
さすがに第2線延長は体力が落ち要員はクタクタです。
第2線の標的を倒した後指揮者の指示により撤収、服装等の点検を行い指揮者が審査員へ終了の報告をして要員はやっと解放されます。
次は小型ポンプの部、新富町消防団第1分団第4部(指揮者斎藤部長以下3名の精鋭)

小型ポンプの部は自動車からポンプを降ろし、指揮者が筒先を背中に掛け左肩にホースを担いで火点近くへ、1番員はポンプから1本ホースを延ばし2本目のホースを担いで指揮者のもとへ2番3番員は力を合わせて防火水槽へ吸管設置。
1番員はホース連結後ポンプのもとに戻り3番員へ放水開始の伝達する等、ポンプと前線の間を全力で駆け巡るため体力と脚力が要求されます。

4人の見事な連携によるスタートダッシュ!

火点を狙う指揮者の集中力を感じます!
標的を倒した後指揮者の指示により撤収、服装等の点検を行い指揮者が審査員へ終了の報告をして要員はやっと解放されます。
最後は積載車の部、新富町消防団第4分団第14部(指揮者相馬部長以下3名の精鋭)

この日のために2ヵ月間積んできた練習の成果をぜひ発揮してほしい!
積載車の部はポンプが車に積まれた状態で発水するもので、各要員の役割は小型ポンプと同じです。

指揮者は火点めがけて全力疾走!
この後、いざ発水となった時ポンプのスイッチを入れてもポンプが作動しないアクシデントが発生しました。 しかし3番員はとっさの判断で手導によりポンプを作動させました。その間わずか2秒ほど、彼の冷静な判断によりタイムロスが最小に抑えられ無事発水することができました。

標的を倒した後、筒先は1番員に交代し、指揮者は全体の指揮をとります。

小型ポンプの部でみごと第3位に入賞し表彰を受ける第4部の齊藤部長

積載車の部でみごと第3位に入賞し表彰を受ける第14部の相馬部長