いきいき健康課の田野です。
みなさんは自分の母子手帳を覧になったことがありますか?
母子健康手帳は、母親とこどもの健康を守るために作られたものです。
手帳の記録は、健診の際の参考になるだけでなく、予防接種の公的な記録として就学後にも役立ちます。
今では高校3年生で予防接種を受ける際にも必要です。
母子手帳の内容や見た目も大きく変わり、自治体によっても異なりますが、カラフルでかわいいデザインが多くなっています。
ちなみに、こちらが平成24年度の新富町の母子手帳です。
ここ数年、ディズニーの母子手帳を交付しているので、兄弟・姉妹で違うシリーズの母子手帳を持っているという方も多いのではないでしょうか。
そして、平成24年度の母子手帳は内容が大きく改正されました。
その1つが、“妊婦自身の記録”です。
今までの母子手帳は、こどもの成長記録にあわせて、両親からのメッセージが残せるスペースが設けられていましたが、とてもスペースが狭かったのです。
今年度は改正により、両親のあかちゃんへの気持ち等を、妊娠中から書き込めるページが設けられました。
ある研修で小児科医師が、“母子手帳は親とこどもの宝箱です”と話されていました。
母子手帳は妊娠や出産、予防接種の記録を残すものとして必要なものですが、ぜひ両親の思いの詰まった宝箱にしてもらいたいと思います。
新富町では、毎月第1・第3火曜日10時~母子手帳交付を行っています。
母子手帳交付では、妊娠中の栄養の話(葉酸や貧血など)や母親学級の話、あかちゃん訪問のお話をしたあとに、妊娠中や今後のいろいろな心配事や悩みについて個別相談を行っています。
また、母子手帳交付とあわせて、マタニティマークグッズを配布しています。
新富町では、平成24年度は、車に貼るマタニティマークステッカーを配布しています。
マタニティマークグッズは、キーホルダーやバッグなど様々な種類があります。
マタニティマークを見かけた皆様は、妊婦さんへの温かい配慮をお願いします。