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ソフト餅入り雑煮


味と見た目は餅そのもの。粘りの少ない、安全な「ソフト餅」
餅は粘りが強いので、のどに詰まらせてしまう危険があります。高齢者の方にも餅を安全に食べてほしいと考えて作ったのが、ご飯と大和芋で作る「ソフト餅」です。モチっとした食感で、箸で切ることもできます。かき玉汁風の雑煮で、卵のふわふわとした食感もおいしい1品です。
ソフト餅入り雑煮の写真

エネルギー 387kcal
塩分 1g
たんぱく質
脂質
炭水化物 40.8g

材料


ソフト餅(5人前)
大和芋 …200g
米 …2合
水 …720cc
塩 …少々

A
だし汁 …カップ3
うす口醤油 …大さじ1
みりん …小さじ1
塩 …小さじ1

卵 …2個
にんじん …60g
三ツ葉 …20g

作り方

(1)大和芋は7~8ミリ厚さの薄切りする。分量の水と米を一緒に、炊飯器で炊く。
作り方1

(2)炊きあがった(1)に塩を加え、熱いうちにすりこ木でよくつぶす。
作り方2

(3)(2)を一口大に丸める。
作り方3

(4)Aを温めて調味し、溶き卵を入れる。
(5)(4)に(3)の餅と、もみじ型に型抜いたにんじんを入れ、煮立たないように温める。
(6)お椀に盛り付け、三ツ葉と汁を注ぐ。

調理のポイント

(1)粘りの少ない「ソフト餅」は飲み込みやすい。やわらかすぎる場合は、上新粉を入れて調節します。




協力
財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献
「いつもの材料でつくるソフト食-高齢者メニュー50」(鉱脈社刊)
「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻/下巻」(リベルタス・クレオ刊)

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