掲載レシピのご紹介

桜もち


ピンク色のゼラチン入りご飯と、桜の葉の香りに春を感じる
一般的なもち米で作る桜餅は粘りが強いので、飲み込むのが難しい人は窒息事故につながる可能性もあります。ソフト食では、ゼラチンを入れて炊いたご飯で作るので、飲み込みやすく出来上がります。このご飯で、ぼた餅やおはぎも作ってみましょう。
桜もちの写真

エネルギー 83kcal
塩分 0g
たんぱく質 2.7g
脂質 0.2g
炭水化物 17.3g

材料


ゼラチン入りご飯
米 …60g
水 …120cc
上白糖 …小さじ4
粉ゼラチン …3.6g
食紅 …少々

さらしあん粉(市販) …40g
桜の葉の塩漬け …4枚

飾り
桜の花の塩漬け …4枚
金粉

作り方

(1)炊飯器に、洗った米、水、上白糖、粉ゼラチンを入れ、食紅を少々加える。ゼラチンがダマにならないようによくかき混ぜ、炊飯器のおかゆ機能で炊く。
作り方1

作り方2

(2)炊きあがったご飯を、すりこ木など粒がやや残る程度につぶす。
作り方3

(3)さらしあん粉に熱湯を加えて、好みのやわらかさに練る。丸めてつぶしたご飯で包み、小判型に形を整える。
(4)桜の葉を巻き、塩抜きした桜の塩漬けを飾る

調理のポイント

(1)ゼラチン入りご飯は、冷めてものどをつるんと通ります。砂糖を入れて炊くと、和菓子に応用できます。
(2)こしあんでなめらかに。皮のついている粒あんは歯につまりやすいですが、こしあんなら気になりません。




協力
財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献
「いつもの材料でつくるソフト食-高齢者メニュー50」(鉱脈社刊)
「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻/下巻」(リベルタス・クレオ刊)

※「用語解説」内のリンクについてのご質問やご要望は、ウェブリオまでお問い合わせ下さい。