こんにちは。
農業委員会の桑畑です。
先日、ベトナム国ハノイとハロン湾を旅行しましたので、印象に残ったことについて紹介します。
1.驚愕のベトナム交通ルール
ベトナムは自動二輪車(バイク)が多く、混雑しているイメージは元からありましたが、実際に体感してみると驚きの一言でした。
バス、普通車、自動二輪車、自転車、人間が縦横無尽に流れ、時には逆走あり、横切りあり、バイクの2人乗り、3人乗りは当たり前、子供を含め4人乗りも見かけました。
よく交通事故にならないものだと感心した次第です。
道路の中央線も無視し追い越しをかけ、バスの先頭の席に乗っていた私は一瞬目をつぶる場面の連続でした。
ルールを守らないのがルールという感じでした。
しかし、全員が周りの状況を感じ、反応しあいながら交通の流れを創っていく様は妙に一体感があり、これは自然の流れなんだと感じさせるほどでした。
交通ルールを厳格に守る私たち日本人はとてもこの流れに乗ることはできないでしょう。
交通ルールの厳しい日本では、交通事故が多発しています。
何故でしょうか。
周りの車や自転車や人に注意を払い、常に緊張感を持って運転することで、事故のない町にしていきたいものです。
※ベトナムで道路を横断する時の注意
決して急いで渡ってはいけません。
勇気を持ってゆっくりと横断してください。
急ぐと周りの車や自動二輪車が対応できずに事故になるのでご用心を。

(現地時間 17時頃の交通ラッシュの状況)
2.世界遺産ハロン湾クルージング
ベトナム旅行のメインの目的は、この世界遺産ハロン湾クルージングでした。
何万年の間に自然に削られ、残った島々の数は二千弱、人も住まない島々ばかりで、風景は中国の山水画を思わせます。
湾内には大小500隻ものクルーズ船があるそうです。
6時間の短いクルージングでしたが、船上レストランの食事をとりながら、巨大な鍾乳洞見学や絶景展望台からの景色を楽しみました。
ただ、どちらも約500段の階段(急傾斜)踏破が必要です。
てげきちかった。

(ハロン港(木製クルーザー))

(湾内TITOP展望台からの眺め……絶景!!)
帰国して感じたのは、我が新富町にも豊かな自然があるということです。

ハロン湾ほどの規模はないけれども、富田浜入江や渡り鳥の生息地の一ツ瀬川河口、守っていかなければならない自然は山ほどあります。
私たちがそれに気づき、後世に残してあげることの大切さを、この旅行で感じた次第です。