新富町職員ブログ
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2015年5月11日 新妻橋の工事

 歴史を刻んだ新富町の橋梁について、工事を見る機会があったので、まちおこし政策課の三本が呟きます。(連続になりましたが・・・)

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橋 梁 名:新妻橋

構   造:コンクリートスラブ橋

全   幅:5.10m

延   長:10.00m

橋   高:6.50m

架設年月日:昭和18年

(新富町橋梁台帳調書から引用)

 

 この新妻橋は、先の大戦中に当時の旧陸軍が、軍直轄工事を行ったと伝えられています。

 この橋は、鉄筋やコンクリートが不足していただろう時代に、ふんだんに使われていることに感心するやら、当時の技術の高さに驚きました。
 橋台と橋桁は、コンクリ―ト枠に板材ではなく、鋼板が使われていたり、施工中の橋桁を支えるため、レンガが使用されていたりしています。

この橋は、最新の工法で、橋桁との接合部の橋台を補強し、補強した橋台に設置した部材に空気を送り、そのまま凝固剤を充填し、凝固剤の養生で工事完了となるようです。

あ あ

 このような工法で補強できる新妻橋は、架設当時の技術水準の高さと、最新の技術をもって成し得ることだと、一人呟きました。

 もう一言。新妻橋の名前の由来をご存知の方は、教えてください。 

 

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