歴史を刻んだ新富町の橋梁について、工事を見る機会があったので、まちおこし政策課の三本が呟きます。(連続になりましたが・・・)

橋 梁 名:新妻橋
構 造:コンクリートスラブ橋
全 幅:5.10m
延 長:10.00m
橋 高:6.50m
架設年月日:昭和18年
(新富町橋梁台帳調書から引用)
この新妻橋は、先の大戦中に当時の旧陸軍が、軍直轄工事を行ったと伝えられています。
この橋は、鉄筋やコンクリートが不足していただろう時代に、ふんだんに使われていることに感心するやら、当時の技術の高さに驚きました。
橋台と橋桁は、コンクリ―ト枠に板材ではなく、鋼板が使われていたり、施工中の橋桁を支えるため、レンガが使用されていたりしています。
この橋は、最新の工法で、橋桁との接合部の橋台を補強し、補強した橋台に設置した部材に空気を送り、そのまま凝固剤を充填し、凝固剤の養生で工事完了となるようです。

このような工法で補強できる新妻橋は、架設当時の技術水準の高さと、最新の技術をもって成し得ることだと、一人呟きました。
もう一言。新妻橋の名前の由来をご存知の方は、教えてください。