新富町職員ブログ
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2011年12月28日 講演会でハッピー♪

いきいき健康課の関です。

先日、児湯地区地域保健委員会主催の講演会が川南町文化ホールで行われ、
私もスタッフの一人として参加しました。

川南町文化ホール

講師の先生は、テレビ番組「ホンマでっか!?」でおなじみの心理学者・臨床心理士である「植木 理恵さん」でした。
人気の先生で、会場はお客さんですぐにいっぱいになりました。

今回、『本当の自分を見つけてハッピーに』というテーマで、お話し下さいました。
心理学の話から、テレビ放送の裏話まで様々なお話をされ、植木先生の尽きない話題に会場は終始和やかムードでした。
講演会場

その中の話を1つご紹介します。
では、皆さん2つの質問に答えてみて下さい。

第1問 あなたはAとBどちらのタイプ?
友達、または知り合いが病気になった時を想像して下さい。
A. とりあえず駆けつけるタイプ?
B. いろんな考えが巡り、躊躇して踏みとどまるタイプ?

「A」の方⇒『内向的タイプ』
一見外交的と思えますが違うようです。
こちらは、考えの主軸が自分にあり、「自分だったらこうして欲しい」という、自分を中心とした感性で動くタイプのようです。
「B」の方⇒『外交的タイプ』
自分に問うというよりは、周り(空気)を読んで動くタイプです。
第2問 あなたはAとBどちらのタイプ?
物がこう着状態の時、もしくは何か問題にぶつかった時を想像して下さい。
A. 解決するまで考え抜くタイプ?もしくは、なるだけ早く物事の結果の白黒をはっきりさせたいタイプ?
B. その時解決できなくても「まあ、また後で考えよう」と、次に先延ばしできるタイプ?

「A」の方⇒『情緒不安定型タイプ』
物事がはっきりしないと気が済まないので、精神的に落ち着かなかったり、気持ちがすっきりしない状況が起こりやすいようです。
「B」の方⇒『情緒安定型タイプ』
白黒がつかない状況が多いこの社会で、多様な状況を受け入れるキャパシティが大きいということで、柔軟性があるタイプのようです。

以上の2つの質問の答えを組み合わせて、性格を『4つのタイプ』に大きく分類できるそうです。

≪4つのタイプ≫
『内向的・情緒不安定型タイプ』
ちょっと変わりものタイプ。1つのことを究めたり研究したりすることに向いているタイプです。
『内向的・情緒安定型タイプ』
穏やかタイプ。人の話をうなずいて聞き入れるタイプです。
『外交的・情緒不安定型タイプ』
ブラックリストタイプ、冒険家タイプ。輪を飛び出していろんなことを開拓していくタイプです。
『外交的・情緒安定型タイプ』
リーダータイプ、ディレクタータイプ。仕切ったり、前に出ていくことに向いているタイプです。


みなさんどのような結果になりましたか?
あくまでも、ひとつの考え方ですが参考にしてみてください。

先生の話によりますと、人それぞれ生まれ持った「気質」や、小さい頃までに築かれた「環境性格」が私たちの「性格の中心部分」にあるそうです。
その部分は、変えようとしてもなかなか変えられない部分なので、そこを否定したり、責めてはいけない、その部分を大事にして伸ばす生き方をすることが大事ということを話されました。
そのためには自分の気質の部分に目を向けて、自分を受け入れること、そして周りの人の性格も尊重し合って生きていくことが大事なんですね。

講演会終了後、舞台裏で挨拶させていただきました。
大変素敵な先生で、ハッピーなひと時になりました。

植木先生

植木先生のサイン

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