こんにちは!
防災基地対策課の河野です。
私は消防を担当していますので、今回はドクターヘリについて書いてみます。
宮崎県のドクターヘリは、今年の4月から運用を開始しています。
ドクターヘリとは、重症患者に対応できる医療機器を装備し、医薬品を搭載した救急専用のヘリコプターのことです。
消防機関からの出動要請に基づき、ドクターヘリ基地病院である宮崎大学医学部附属病院の医師及び看護師がドクターヘリに同乗し、救急現場へ向かいます。
これにより、いち早く患者さんに救命医療を行うことが可能となります。
ドクターヘリは、4月の運用開始から10月19日までに180回出動しています。
だいたい1日に1回のペースで出動です。
その中で新富町には、今日までに5回ドクターヘリが来ています。
新富町内のドクターヘリ離着陸場は、文化会館前広場、富田浜公園、新田球場、上新田球場の4ヵ所指定されています。
昨日10月23日にも救急要請で文化会館前広場に来ました。
消防署から要請して15分くらいで到着します。
私たち防災基地対策課職員、公園を管理している都市建設課職員も消防署から連絡を受け、大急ぎで文化会館前広場に駆けつけ、広場入口の通路の確保や、広場内で遊んでいる方を安全なところに誘導します。
さあ、来ました。
患者さんを乗せた救急車も到着です。
ドクターヘリに乗っていた医師たちが救急車へ乗り込んで医療行為を開始します。
私も患者が周りの人に見えないように、ブルーシートを持って加勢します。
患者さんを乗せるスペースです。
処置が終了したら、患者さんをヘリに乗せ、容態や搬送時間、患者さん又は家族の希望等を考慮して、搬送先医療機関を決定し搬送します。
このように、ドクターヘリにより医療行為までの時間が短縮され、救える命が増加することが期待されます。
町内の各離着陸場にドクターヘリが来た場合は、みなさん安全な場所に退避のご協力をよろしくお願いします。