碁盤の目に整備された水田地帯をウォーキング中に秋の夕焼に出会いました。
秋の夕日と尾鈴山は、気象予報の無かった時代に天気予想に活用されていました。
秋の夕焼けは、「鎌研げ」、夏の夕焼けは、「蓑傘用意しろ」。尾鈴山に雲が架かると「雨が降る」と言い伝えがあります。
夕焼けの出る秋の水田は、飼料用稲の刈取りも終わり、除草や土中に空気を入れ肥沃な土にするため、田起こしが行われます。
昭和30年代初めのころまでは、牛馬で、鍬(すき)((鋤)を使い耕していました。「鍬」は、金へんに秋と書きます。この漢字のとおりの季節になりました。
新富町の秋の夕日は、霧島山系に沈みます。夕日を見ながら水田地帯の農道ウォーキングを楽しみませんか。
まちおこし政策課 三本がお伝えしました。