まちおこし政策課の三本です。
住まいは、新田地区の塚原(つかばる)地区で、藩制時代は、佐土原島津藩に属し、旧宮ケ平(現在の新田新町の一部)を含む「城本村」と言われる集落でした。
現在の大和団地一帯は、陣ケ迫の字名が残り、山城が、あったことが由来となっております。
この山城跡には、現在も掘割が残っています。
隣接する城元地区も、やはり山城があったことが、由来となっているようです。
集落内には、企業の事業所1社、医院1か所、40戸の集落とアパートがあります。
年少人口である中学校生以下は18人、生産年齢人口は(15~64歳)90人、高齢者人口(65歳以上)46人、最高齢者は、98歳で高齢化率は約30%、生産年齢人口58%です。
ちなみに、内閣府平成25年度版高齢社会白書によると、平成23年10月現在全国では、生産年齢人口63.6%、高齢化率23.3%宮崎県では、高齢化率25.9%となっており、当集落は、生産年齢比率は低く、高齢化率は高い状況となっています。
高齢化率は高いが、地区には、新田原古墳群第1号墳、白髭神社とお稲荷さん、お庚申(こうしん)さんが、地区の護り神として鎮座しており、古墳・共同墓地・境内を地区民総出で、毎月第3日曜日には、清掃を行っており、毎年11月の第3日曜日に、お祭りをしています。
白髭神社は牛馬の護り神、お稲荷さんは商いの神、お庚申さんは農作の神です。
今年は新田神楽を奉納する年に当たり、お祭りに合わせて、子・孫を伴って里帰りをする方が多かったです。
隔年ごとに、新富町無形文化財「新田神楽」を奉納し、「せんぐ」蒔きは毎年行っています。
では、新田神楽奉納の模様を紹介します。
前日の舞殿作り・真新しい手作りしめ縄
前日の大蛇(おろち)作り
可愛い参拝者
将軍の舞
神無月の舞
鬼神面装着
鬼神の舞
神楽太鼓