令和7年2月27日に国(九州防衛局及び航空自衛隊新田原基地)から県及び本町に対し、航空自衛隊新田原基地内に設置されている井戸において、PFAS(有機フッ素化合物)の一種であるPFOS及びPFOAが、暫定目標値50ng/L(注1)を超過して検出された旨の情報提供がありました。
これを受け、県において、基地周辺の水質検査を実施しており、これまでに44地点中、5地点で指針値50ng/L(注2)超過が判明しております。
今回、航空自衛隊新田原基地の協力を得て、県において、これまでに50ng/L超過が判明した同基地内3地点及び基地周辺5地点の合計8地点についての継続調査、さらに原因調査の一環として基地からの排出水の水質調査も実施されました。
その調査結果について、県より公表されました。
詳細は、下記のリンクをご参照ください。
新田原基地及び周辺地域におけるPFAS調査の結果について(第6報)<宮崎県>
(注1)暫定目標値…水道水の水質管理目標設定項目(水道水質管理上留意すべき項目として、将来にわたり水道水の安全性の確保等に万全を期する見地から、水道事業者等において水質基準に係る検査に準じた検査等の実施に努めるべきもの)としてPFOS及びPFOA合算で50ng/L(体重50kgの人が、水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる値)以下
(注2)指針値…河川や地下水等の環境水の要監視項目(人の健康の保護に関連する物質ではあるが、直ちに環境基準とはせず引き続き知見の集積に努めるべきもの)としてPFOS及びPFOA合算で50ng/L(体重50kgの人が、水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる値)以下(令和7年6月30日に環境省通知により「指針値(暫定)から「指針値」に改正」