新富町職員ブログ
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2017年1月11日」で絞込み
今回の新富町職員ブログは、まちおこし政策課係長の森が担当します。
今日は1月11日。
「わん・わん・わん」にちなんで、森家の愛犬&家族である「あい」を紹介します。



トリマーをしている友達に、昨年末トリミングをしてもらった際の写真です。
あいが森家の家族になって、早いもので10年が経とうとしています。
おばあちゃん犬なのですが、保護犬のため実年齢がわかりません。

皆さんは、保護犬をご存知でしょうか?
捨てられてしまったり、逃げてしまった理由から飼い主がおらず、動物愛護センターなどに一時的に保護されている犬のことです。

あいは10年前、新富町内で保護され、保護期間が過ぎても飼い主が現れなかったため、うちの家族として迎え入れました。
この様に、保護期間が過ぎても元の飼い主が見つからなかった犬や猫は、譲渡できるかできないかの判定を受け、譲渡できると判定された犬や猫は、新しい飼い主が現れるまで動物愛護施設の元で過ごします。
しかし、譲渡できないと判定された犬や猫は、殺処分されてしまいます。

●全国の犬・猫の引取り数の推移


●全国の犬・猫の殺処分数の推移


上のグラフから、犬・猫の引き取り数の減少、殺処分の減少といった推移が見られます。
殺処分数の減少は非常に嬉しいことですが、2015年度、日本では82,902匹の犬・猫が殺処分されている事実は変わりません。

これから犬や猫を飼おうとする人の10人のうち1人が、ペットショップ等からの選択ではなく、保護犬からの選択をすることによって、殺処分の必要がなくなるとも言われています。
このような選択をされる方が一人でも多くなればいいなぁと思っています。

最後に、作者不詳の短篇詩「犬の十戒」をヒントに生まれた「犬と私の10の約束」を紹介します。
私は、この10の約束を読むと、いつも涙が出ます。
日頃のあいに対する接し方の反省であったり、あいを愛おしむ感情であったり、心にぐっと突き刺さるものがあります。
ワンちゃん・ネコちゃんを飼っている方、これから飼おうと思われている方、是非この約束を読んでみてください。
そして、ご自身のワンちゃんネコちゃんに、たっぷりの愛情を注いであげてください。

(犬と私の10の約束)
 1. 私と気長につきあってください。
 2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
 3. 私にも心があることを忘れないでください。
 4. 言うことをきかないときは理由があります。
 5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
 6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
 7. 私が年をとっても、仲良くしてください。
 8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
 9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。
   どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。

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