重症熱性血小板減少症候群(SFTS)についてのお知らせです。
1.何から感染するの?
SFTSウィルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
※マダニの主な活動時期:春~秋(これから活動が活発になってきます!)
マダニと室内のダニとは違います。室内などにいるダニは、食品などに発生するコナダニや衣類、寝具に発生するヒョウダニなどのことで、眼に見えるサイズではありません。それに比べてマダニ類は、固い外皮に覆われ、成虫は比較的大型で3~8mmあるため眼で見ることができます。吸血すれば1cm以上になります。
2.症状は?
潜伏期間:6日~2週間程度
症状:原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心
3.家庭における予防
マダニは野生動物が出没する環境に多く生息しています。
民家や裏山や裏庭、畑などにも生息し、ペットに付着している場合もあります。
◎野外では肌の露出を少なくしましょう。
◎野外活動後は、シャワーや入浴で体にダニがついていないかチェックしましょう。
◎散歩後のペットの体表チェックを行い、マダニの駆除を適切に行いましょう。
4.病院受診等
マダニに咬まれたら、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
5.相談窓口
高鍋保健所 健康づくり課 疾病対策担当(0983-22-1330)