掲載レシピのご紹介

和風ハンバーグ

ジューシーでしっとりやわらかい。大根ソースでヘルシーに
大根おろしで食べる和風ハンバーグ。口の中でバラつきやすいひき肉は、つなぎの工夫でまとまりやすくしました。ソースにも、付け合わせにも、野菜をたっぷり使いましょう。大根には、ビタミンCと消化を助ける「ジアスターゼ」が豊富。肉料理にもぴったりです。


エネルギー 286kcal
塩分 1.g
たんぱく質 12.8g
脂質 17.3g
炭水化物 15.1g

材料（4人前）

豚モモひき肉 …120g
牛モモひき肉 …120g

玉ねぎ …240g
サラダ油 …適宜

A（卵の素）
卵黄 …2個分
サラダ油 …大さじ2

B
塩 …少々
コショウ …少々
うす口醤油 …小さじ1
ナツメグ …少々
片栗粉 …小さじ1

サラダ油 …適宜

にんじんのグラッセ
C
にんじん …80g
鶏ガラスープの素 …小さじ1
水 …カップ1
上白糖 …大さじ1
無塩バター …2g

ソース
大根 …120g
D
だし汁 …50cc
うす口醤油 …大さじ1
みりん …大さじ1

飾り
プチトマト …4個
セルフィーユ（またはパセリ） …適宜

作り方

(1)玉ねぎは細かくみじん切りにし、透明になるまでサラダ油で炒め、冷ましておく。
(2)Aを白っぽくなるまで泡立て器で撹拌して、「卵の素」を作る。
(3)ボウルに豚モモひき肉、牛モモひき肉、(1)、(2)、Bを入れ、粘りが出るまでよくこねる。
(4)(3)を4等分して丸める。両手でキャッチボールするようにして空気を抜く。

(5)フライパンに油をしいて熱し、片面を焼き、焦げ目がついたら裏返し、ふたをして弱火で焼く。串を刺してみて、肉汁が透明になったら焼き上がり。
(6)にんじんのグラッセを作る。にんじんはピーラーでリボン状に削ぐ。沸騰させたCの中に入れ、照りが出るまで煮る。
(7)大根をおろし、Dで味を整えてソースを作る。
(8)器にハンバーグを盛り、(7)のソースをかけ、(6)のにんじん、皮を湯むきしたプチトマト、セルフィーユを飾る。

料理のポイント

(1)ひき肉料理は「卵の素」のつなぎでなめらかに
→卵の素
(2)ひき肉には、「炒め玉ねぎ」のつなぎを加えると、肉がまとまり、飲み込みやすくなります。玉ねぎは肉と同量。口の中で気にならないように細かく切ること、よく炒めることがポイント。
→「つなぎ」の利用
(3)にんじんはピーラーで  薄切りにしてから煮ると煮えやすいうえ、舌で押しつぶせるほどやわらかくなります。
→にんじんの切り方



協力
財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献
「いつもの材料でつくるソフト食-高齢者メニュー50」（鉱脈社刊）
「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻／下巻」（リベルタス・クレオ刊）