高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生しました。
事例の概要
所在地
新富町大字三納代北原牧3015-13
飼養状況
採卵鶏 66,000羽
詳細情報
高病原性鳥インフルエンザに関する情報提供について(宮崎県)
町民の皆さまへ
当該農場は、感染が疑われるとの報告があった時点から飼養家きん及び卵等の移動を自粛しています。
なお、家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。
報道機関へのお願い
- 高病原性鳥インフルエンザは、現場で取材などされる際などに、靴底や車両からウイルスが拡散する懸念があります。また、取材ヘリ等に起因する地元住民の皆様からの苦情や、防疫作業への影響が懸念されます。このため、発生農場はもとより、その周辺の農場における取材については、厳に慎むようお願いします。
衛生管理の再徹底について
養鶏農家の皆さまへのお願い
高病原性鳥インフルエンザウイルスを入れさせないために、次の点に注意してください。
野鳥などの鶏舎への侵入やエサ・飲み水への接近を絶対にさせないこと。
- 防鳥ネットの整備は万全ですか?
- 防鳥ネットに破れなどありませんか?
- 鶏舎周囲に穀類等のエサや生ゴミ等の野生動物のエサとなるを置いていませんか?
農場では専用の衣服、長靴などを使用すること。
- 鶏舎用の衣服、長靴のまま外出し、そのまま自分の農場に入ったりしないようにしましょう。
農場(鶏舎)出入口の消毒を徹底すること。
- 農場出入口では車両などの消毒を実施しましょう。
- 鶏舎出入口には長靴の踏み込み消毒槽などを常に設置し、汚れたら速やかに新しい消毒薬と交換しましょう。
部外者への農場の出入りを制限すること。
- やむを得ない場合は、必ず消毒した後に入れるようにしましょう。
日常の観察を十分に行い、早期発見に努めること。
- 鶏の死亡が増加するなど異常が見られた場合には、直ちに家畜保健所に相談しましょう。
鶏、あひるなどの鳥類を飼われている町民の皆さまへのお願い
趣味で鶏、あひる、七面鳥などの鳥類を飼われている皆さまは、上記に準じた対策を行うと供に、特に次の点に注意してください。
鳥類の庭や池での放し飼いはやめて、当分の間、飼育小屋内で飼育すること。
餌箱や水飲み場に野鳥を近づけないこと。
例えば
- エサ箱や水飲み場は飼育小屋内に置く。
- エサを飼育小屋の外にこぼさない。
- 飼育小屋の金網などのすき間、破れをふさぐ。
鳥類の世話をした後は十分に手を洗うこと。
飼育小屋内は専用の靴(ゴム長靴など)に履き替えること。
飼育している鳥類に異常が認めれられる場合は、速やかに市町村等に連絡すること。
新富町農業振興課 電話 0983-33-6034
宮崎家畜保健衛生所 電話 0985-73-1377
関連ページ
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高病原性鳥インフルエンザのQ&A/動物衛生研究所