新富町職員ブログ
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防災基地対策課長の太田です。

今回は、4月16日にオープンしました、富田浜スポーツ交流センターを紹介します。

この施設は、1階にレガッタ艇を収納する漕艇庫と男女のトイレ、シャワー施設を、2階に宿泊施設を設置しています。
漕艇庫には町の所有するレガッタ艇を最大20艇まで収納できるほか、マシンによるトレーニングのできるスペースを確保しています。
2階の宿泊施設は、最大24名までの宿泊が可能で、研修会等にも利用できます。
また、簡単な調理もできるミーティングルームも備えています。


スポーツ交流センターの全景です。


宿泊施設の玄関です。富田浜キャンプ場の炊飯場から出入りします。






ミーティングルーム兼食堂。
キッチンと冷蔵庫が完備され簡単な調理ができます。


電子レンジも2台あります。




研修室1です。
小さい部屋と大きい部屋に分けて使うことも一つに使うこともできます。
荷物置き場もあります。




宿泊の時は床にマットを敷いて使用します。




研修室2です。
管理者用に使用でき、4名まで宿泊できます。


この階段を下って1階のトイレ、シャワー施設に行きます。






シャワー室です。
男女共用で一度に6名まで使用できます。


合宿での洗濯用に全自動洗濯機もあります。


漕艇庫正面です。






漕艇庫の内部です。
5艇ずつ立体的に収納します。

富田浜スポーツ交流センターを紹介しましたが、周りには富田浜公園富田浜キャンプ場富田浜プールなどの施設も充実しています。
スポーツ少年団や、地区の子供会、親子会活動など多くの人に利用していただきたい素晴らしい施設ですので、皆様のご利用をお待ちしています。


いきいき健康課長の山本と申します。

4月14日に発生した熊本地震では、多くの方が被害に見舞われ、今も余震の影響で不安な毎日を過ごされています。
現在、全国各地で支援活動が行われていますが、新富町では町民の皆様から提供していただいた救援物資を届けるとともに、町職員による炊き出しを行いました。
私もその一人として活動してきましたので、一部をご報告いたします。

4月20日。
先遣隊5名で、皆様から寄せられたものを含む救援物資を積んで宇土市に向かい、被災地の状況を調査しました。


車両2台にブルーシートや救援物資を積み、一路、熊本県宇土市へ向かいました。


H28.4.20 熊本県宇土市内
破損のため、多くの家屋がブルーシートで屋根を覆っています。
お届けしたブルーシートも1時間足らずでなくなりました。


宇土市役所が崩壊のおそれがあるため、市民体育館に対策本部が設置されています。


市民体育館内には、対策本部のほか、救援物資の保管場所も設置されています。


水、おむつ、ブルーシートなどの物資を求めて、長蛇の列ができていました。


宇土市役所裏の公園広場です。
自宅でゆっくり休めないため、夜になると車中泊をされる方が多く集まって来られます。

広くて立地もよいと考え、4月21日以降の炊き出し場所をここに決めました。

4月22日。
21日から始めた炊き出しの2日目の様子です。

宇土市役所裏の公園広場に、炊き出し本部を設置しました。


正午に準備が完了し、約300名の皆様に豚汁を召し上がっていただきました。






第2班のメンバーです。
調理に設営に、みんな一致協力して頑張ってくれました。

【あとがき】
日本は地震大国であり、どの地域に住んでいても、いつこのような災害に遭うかわかりません。
今回の活動を通して、日常の大切さと、自分が災害にどう向き合い対応すればいいのか考えさせられました。
熊本地震により、今もなお行方不明となっておられる方の一刻も早い救助と、避難所で不自由な生活を送られている方々が早く日常を取り戻せるよう、心からお祈りします。
 
やっど!しんとみ、がまだせ!くまもと


2016年4月20日 町立学校のご紹介

 

教育委員会 教育総務課長の池田です。
今回は、新富町内の町立の小中学校について紹介いたします。

新富町には、富田、新田、上新田の3校区があり、それぞれ小中学校が1校ずつ設置されています。
各学校とも児童・生徒のあいさつが素晴らしいと、地域の方々からおほめの言葉をいただいております。
校舎は防音機能があり、冷房完備で特に夏場は快適に児童生徒は授業を受けています。
◎富田地区
  ○富田小学校
    創立130年を迎える歴史ある小学校です。
新富町では最も多い児童が学んでいます。
昭和37年に現校舎完成し、その後校舎耐震工事、大規模改修工事を行っています。
生徒数610人 職員数44人
「心豊かに知性をみがき、郷土を愛するたくましい子供の育成」を学校の教育目標に、富田小学校ならではの教育を行っています。

正門から見た校舎です


1年を通して花々で飾られています

 

 
  ○富田中学校
    創立69年の中学校です。平成22年度に新校舎が完成しています。
生徒数332人 職員数31人
「豊かな心、優れた知性、たくましい体を備え粘り強さと実践力のある生徒の育成」を学校の教育目標に教育を行っています。

写真中央から右手が校舎、左手が講堂です


講堂側から見た校舎です

 

◎新田地区 
 平成24年4月、「田園の里 新田学園」として、新田小学校と新田中学校が施設一体型小中一貫校としてスタートしています。
「夢や希望を持ち 心豊かに ともに伸びゆく 新田の子どもの育成」を学校の教育目標に、小中学校の9年間を見通した系統性・一貫性のある小中一貫教育を行っています。
 
  ○新田学園小学部
    平成22年11月に現校舎が完成しています。
生徒数226人 職員数21人
 
  ○新田学園中学部 
    平成23年12月に現校舎が完成しています。
生徒数127人 職員数21人
 
 

「田園の里 新田学園」が校舎に明記されています


小学部の校舎です


小学部と中学部の中間に職員室等があります 校長先生は一人です


小学部と中学部を結ぶ渡り廊下です


中学部の校舎です。

◎上新田地区 
  ○上新田小学校
    創立73年の小学校です。昭和37年に現校舎が完成しています。
平成28、29年度で新校舎を上新田中学校に隣接する形で建替える予定になっており、上新田地区でも平成30年4月に施設一体型小中一貫校を開校する計画です。
生徒数114人 職員数16人
「よく学び 心やさしく たくましく すすんで働く 上新田っ子の育成」を学校の教育目標に、家庭・地域との連携を大切に教育を行っています。

玄関前のロータリーです


緑に囲まれ季節の花が咲き乱れます

 
  ○上新田中学校
    創立57年の中学校です。平成16年度に新校舎が完成しています。
生徒数100人 職員数19人
「家庭・地域との連携 生徒に自信をもたせる取組の推進 きめ細やかな指導による学力の向上 小学校との連携」を学校の教育目標に教育を行っています。

正門から見た校舎です


2年後には上新田小学校が隣接されます


以上各小中学校の紹介をしましたが、新富町教育委員会では、学校教育分野において、「確かな学力の向上」「小中一貫教育の推進」「読書のまち新富の推進」「生徒指導の充実と学校安全の徹底」を重点施策に各学校と連携をとりながら、児童・生徒の健全育成に努めています。
 
新富町は、各小中学校に学力向上支援事業として補助教員の配置などを行っているほか、高校生等までの医療費助成など各種子ども・子育て支援事業を実施しており、子供を産み育てやすい環境づくりに力を注いでいます。
 
また、新富町内に住宅を新築等により居住される方への建築費用の一部助成などの定住促進事業も行っていますので、子育てには最高の環境が整っていますので、ぜひ新富町に住んでいただきたいと思います。
各種助成等に関しましては、このホームページに掲載してありますので、ご覧いただき、詳しくは各担当課にお問い合わせいただければと思います。よろしくお願いします。
 
※今回の、生徒数、職員数、教育目標等につきましては、平成27年度の数値、資料を使用しております。平成28年度の数値等に関しましては、今後機会があれば紹介させていただきたいと思っております。ご了承ください。
 
新富町内の春のオープンガーデンを合わせて紹介します。(このブログ掲載時には見頃は過ぎているかもしれませんが)


上新田地区の黒木さん宅の芝桜です


上新田地区 太田さん宅の庭園です


2016年4月13日 観音山の八十八カ所

会計管理者の桑畑です。

日向灘の絶景を一望する観音山公園に登られたことはありますか。
私は近くに住んでいながら、年1回程度しか登りません。
今回は、「観音山八十八ヵ所」についてご紹介したいと思います。

「エッ! そんなもん知らんかった。」といわれる方はおりませんか?

登山口から上り坂、周回通路沿いに並ぶ石像群を知っておられますか。
これは大正12年に信仰厚い富田村の人々によって大師像88体、観音像33体が設置され、「西国新四国八十八ヵ所」の霊地と呼ぶようになったものだそうです。
聞くところによると、当時、農作物が不作であり、尚且つ疫病が流行し、何とかこの厄を払いたいとの思いがあったようです。
奉賛会では、毎年「春分」の日に「富田観音八十八ヵ所例祭」として参拝者を接待する行事を盛大に行っていました。
しかし、太平洋戦争開始とともに自然消滅。
戦後、奉賛会は「観音山大師観音奉賛会」と改めて復活し、荒廃した石像及び周辺の整備を行いました。
現在は、奉賛会会員も少なくなりながらも、細々とではありますが毎年「お大師さん祭」を開催しているところです。
今年は、うるう年でありましたので、3月20日の日曜日に開催いたしました。
みなさん、来年は参加してみませんか。

①登山口(公園看板他)駐車場もありますよ!


②八十八ヵ所、三十三観音石標(いつもお花を供えていただき有難うございます。)

ここからやや急な上り坂がありますが、途中に休憩所もありますのでゆっくり登ってください。
春は桜を楽しみながら登れます。

③登りきると、ありがたい大師像がお出迎えをいたします。

ほんとのことを言うとここまで来たらほっとします。息を整えましょう。

④これは南東側から始まる一番の観音像(ここから右回りで一周しています。)

すぐ東側には灯台、展望台があり日向灘の絶景が見渡せます。

⑤通路に面し、整然と設置されています。寄進された人の名が刻んでありますよ。


⑥同上(いつもお花が供えられている石像も…)


⑦登坂の途中から見える町の景色

この日は桜もまだ一分咲き?程度。
このブログが掲載される頃にはもう散っているかも、来年をお楽しみに……!

観音山には無人灯台や展望所もあり、お弁当を持ってピクニックも楽しめますよ。
ぜひおいで下さいね!


環境水道課長の金丸です。
環境水道課は、町民の生活に関する、し尿処理・ごみ・犬・墓地・合併浄化槽と水道事業に携わっております。
今回は新富町の水道事業について紹介します。


ここは、一ツ瀬川左岸にある金丸堰記念広場です。
一ツ瀬川の表流水を、この広場の横の用水を利用し、取水を行っています。

    
上の写真は、金丸堰の創設者の金丸惣八です。        
ちなみに私のご先祖にあたります。何か縁を感じます。        

 


○金丸取水場
  金丸堰記念広場に隣接している金丸取水場(ポンプ室)です。
平成17年の台風14号により冠水し、被害をうけましたが、平成20年に主たる設備を移設し、新しい取水場(電気室)が出来ました。

  金丸取水場(電気室)です。

1日最大9,000㎥/日の取水能力があり、一ツ瀬川の表流水を新富町浄水場へ送水しています。


 

○新富町浄水場
  こちらが新富町浄水場になります。
取水場から送られた水はここで浄水します。 

  浄水場内の様子です。
沈殿池、ろ過池等の浄水設備があり、1日最大8,525㎥/日の浄水能力があります。
ここから富田地区、新田地区、溜水地区、春日地区へ浄水した水を送水しています。

  
ここから、配水池の案内をします。

 


○春日地区加圧ポンプ場
 
    ≪ステンレス製 容量 20㎥≫
こちらが、春日地区方面に配水している春日地区加圧ポンプ場です。
浄水場から離れており、水圧が低いので加圧を行い給水しています。

○牧神配水池
  次に主に新田地区に配水している牧神配水池です。


≪PC(プレキャストコンクリート)製 容量900㎥≫

○溜水配水池
 
    ≪ステンレス製 容量210㎥≫
こちらは平成27年に完成した新しい配水池です。主に溜水地区と新田原基地に配水を行っております。
ここは、配水区域が高台にあるため、加圧給水方式で配水しています。

○弁指配水池
 
  ≪PC(プレキャストコンクリート製 容量1,900㎥≫
最後に主に富田地区に配水している弁指配水池になります。

 
 ≪ステンレス製 容量 1,200㎥(建設中)≫
只今、新しい配水池を建設中です。
平成28年12月頃に配水開始を予定しています。
これで災害時にも安心して給水できるようになります。

配水池から約100kmの水道管を通じて、皆さんの家庭や学校、工場に配水しています。      
私たち環境水道課はいつでも安心・安全な水道水を供給できるように努めていきますので、よろしくお願いいたします。  

※「用語解説」内のリンクについてのご質問やご要望は、ウェブリオまでお問い合わせ下さい。