新富町職員ブログ
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2016年9月21日 新富町の畜産

農業振興課長補佐の竹内です。
新富町内の肉用牛(黒毛和種)についてご紹介します。

新富町内には、約100件の肉用牛農家があります。
そのうち繁殖農家が90件、肥育農家が10件程度です。
繁殖農家で生まれた子牛です。


約10か月前後育てられ、児湯畜連で行われる子牛セリに出荷されます。
子牛セリ市の前には、子牛の品評会が開催されます。
この品評会には郡内から選ばれた優良な雌の子牛が出品され、発育、体系、資質等が審査され優等賞が選ばれます。
優等賞の中の特に優れた1頭は、グランドチャンピオンに選ばれます。
品評会の様子です。


子牛品評会が終わると、数日後に子牛セリ市が開催されます。
セリ場で出荷を待つ子牛たちです。


子牛セリ場の風景です。
児湯地区の子牛セリは年間7回行われます。
1セリで約1,000頭が出荷され、次々に地元農家、県内外の農家に購買されていきます。


品評会で、グランドチャンピオンを獲得した子牛です。
高値で取引されます。


こうして、セリで購買され、優良な雌牛は繁殖用として育てられ、子牛を生産していきます。
それ以外の雌、去勢は肥育農家で約1年半育てられ、美味しい牛肉になります。
宮崎生まれ宮崎育ちの牛は「宮崎牛」になります。

毎月29日は「肉の日」です。
宮崎産の美味しい肉をたくさん食べてください。

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