電子レンジをはじめ、家庭にある調理器具をうまく使って、食べやすい料理づくりに挑戦しましょう。

蒸す・煮る

圧力鍋

肉や野菜の下ゆで、煮込料理に便利。短時間で食材をやわらかくすることができます。沸騰するまで強火、その後は弱火にして使うのが基本です。

金属製の蓋がしっかりと閉まり上部に黒い取っ手と圧力調整弁のようなパーツが付いた、重厚な造りをした圧力鍋の写真

電子レンジ

短時間で調理でき、少人数の調理にも便利です。野菜の下ごしらえにも便利で、青菜などは水分を含ませてラップをして加熱します。ゆでるより、栄養の損失が少ないのも利点です。

蒸し器

蒸気を利用して調理するので、食材がふっくらやわらかく仕上がります。

すりつぶす

フードプロセッサー

刻む、練る、混ぜるなどのほとんどの作業ができ、水分がなくても撹拌できるので便利。ハンバーグなどのひき肉料理、魚のすり身、野菜のみじん切りなど、下ごしらえを手早くすることができます。

白い土台の上に置かれた透明な容器の中にベージュ色のペースト状の食材が入っており、上部に投入口がある透明な蓋が閉じられたフードプロセッサーの写真

ミキサー

野菜のポタージュ、野菜や果物のジュース作りに便利。撹拌するには水分を加えます。

ミルサー

1~2人分のジュースづくりなどに便利。水分がなくても撹拌できるので、煮干しやごまを使った自家製のふりかけも作れます。

白い土台に細長い透明な容器がセットされ、中に白っぽい液体が入った状態で、動作させるために上部を両手で上からしっかりと押さえている、コンパクトな家庭用ミルミキサーを使用している場面の写真

ハンディフードプロセッサー

パワフルなモーターで、混ぜる、つぶす、泡立てる、刻む、砕くなどの調理を1台でこなします。グラスの中や鍋の中で使えるのも便利です。

目盛り付きの透明な計量カップに入れられた鮮やかな緑色のペースト状の食材を、白い本体のハンディフードプロセッサーを片手で垂直に差し込み、もう一方の手でカップを固定しながら滑らかに攪拌している、調理作業中の様子を捉えた写真

すり鉢・すりこ木

日本の伝統的な調理器具。魚のすり身、山芋のすりおろし、あえ物づくりなどに作ります。フードプロセッサーやミキサーと違い、じっくりとすりつぶすようにすることで、粘りのある仕上がりになります。ごまも、じっくりと油が出るまですると香りが違います。

内側に細かな溝が刻まれた茶色の大きな陶磁器製のすり鉢と、その中に斜めに立て掛けられた木製の太いすりこぎ棒を写した写真

裏ごし器

野菜や芋類、豆などは、裏ごすことで繊維が取り除かれ、なめらかに仕上がります。下に濡れふきんを敷けば、滑らず、作業しやすいです。

細かな網目の張られた円形の裏ごし器の上に、蒸した黄色いカボチャを載せ、木製のしゃもじを両手で押し当てるようにして滑らかに裏ごし作業を行っている調理作業中の様子を捉えた写真

協力

財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献

  • 「いつもの材料でつくるソフト食-高齢者メニュー50」(鉱脈社刊)
  • 「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻/下巻」(リベルタス・クレオ刊)