新富町職員ブログ
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環境水道課 水道グループ経営係長の高山です。

今回も、前々回(課長)、前回(課長補佐)のブログに引き続き、
「新富町の水道のしくみ(しんとみの水道編)」を紹介したいと思います。

【しんとみの水道のはじまり】

新富町水道事業では、
まず、昭和37年に富田地区へ給水を開始しました。
つぎに、昭和41年に新田地区へ給水を開始しました。
そして、昭和46年に富田地区と新田地区が合併しました。

【しんとみの水道の利用】

新富町水道事業の水道を利用している人は
平成29年3月31日現在で、14,164人(5,677世帯)です。

【1日に水道を使う量】

1日平均約5,000立方メートル使います。
これは、25mプールで考えると、約11個分相当になります。

【水ができるしくみ】

つぎに、しんとみの水がどのようにつくられるのかを簡単にご紹介します。

まず、一ツ瀬川から水を取ってポンプで浄水場まで送ります。


 
写真は取水場です。
川からとってきた水は、浄水場にある
着水井(ちゃくすいせい)というところに入ってきます。
ここで、消毒薬とゴミを集める薬を入れます。
 



 
写真は着水井(ちゃくすいせい)です。

つぎに、消毒薬とゴミを集める薬を入れた水は、
こちらのフロック形成池というところに送られます。
ここでは、水をかき混ぜて、ゴミをぶつけて大きくします。


 

大きくなったゴミはこちらの沈澱池というところに送られてきます。
ここでは、大きくなったごみを沈めて、上のきれいな水だけをとります。

 
写真は、上のきれいな水だけが次の施設へ送られているところです。

上のきれいな水は、ここのろ過池でろ過されます。



ろ過とは、砂や砂利や小石の間に水を通して小さなゴミをとることをいいます。

 
ろ過された水は、この浄水地に溜められます。
浄水地といっても地下に埋めてありますので、
この写真からはわかりづらいですね。
この下にタンクがあり、そこに溜めてあります。


 
浄水地に溜められた水は、となりのポンプ室から、
ポンプをつかってそれぞれの配水池へ送られます。


 
写真は、ポンプ室内です。
かなり大きいポンプが使われています。

浄水場から送られてきたきれいな水は各配水池に溜められます。
そして、ここから皆様の家庭や、工場などに水を送っています。

 
写真は、新田の牧神配水池です。

 
こちらは、弁指配水池の写真です。



そしてこちらは溜水配水池です。

以上が、みずができるしくみの紹介です。



ちなみにこちらの写真は、
環境水道課職員が沈澱池の清掃をしているところです。

 

わたしたち環境水道課職員は、
みなさまがいつでも安心して、安全な水がつかえるように、
365日、24時間体制で水をつくっており、
なにかあってもいつでも対応できるようにしております。

これからも安心、安全な水を供給できるよう努めてまいりますので、
新富町水道事業へのご理解、ご協力をお願いいたします。

※「用語解説」内のリンクについてのご質問やご要望は、ウェブリオまでお問い合わせ下さい。