かたい食材や、口の中でバラつきやすい食材は、「つなぎ」を加えて食べやすくします。ソフト食では、一度崩した食材に「つなぎ」を加えて再形成するという調理法でやわらかく、まとまりやすくします。 「つなぎ」として利用する食材は、卵、山芋、玉ねぎ、片栗粉、油脂類などですが、特に、卵黄と油を乳化させて作る「卵の素」はソフト食オリジナルです。また、卵白もつなぎとして利用します。無味無臭なので、素材の味を損なわずに食材をまとめ、食感をふんわりと変化させることができます。

「つなぎ」を利用した、ソフト食のワザ!

  1. かたい食材・バラつきやすい食材(エビ・青魚・肉・豆腐・芋類)
  2. すり身やミンチにする・裏ごす
  3. 「つなぎ」を加える 
  4. 再成形して加熱

「つなぎ」として利用したい食材

  • 卵の素
  • 卵白
  • 上新粉
  • 片栗粉
  • 葛粉
  • コーンスターチ
  • じゃが芋
  • れんこん
  • 山芋
  • 玉ねぎ
  • なす
  • 油脂類

卵の素

卵黄と同量のサラダ油をよく撹拌し、乳化させて作ります。ひき肉料理や魚のすり身につなぎとして加えると、食感をなめらかにします。また、料理の味もまろやかになります。

鍋の中に沸騰した透明がかった液体が入っており、その上にスプーンに入った淡い黄色の液体を垂らしている調理中の様子を写した写真

協力

財団法人 潤和リハビリテーション振興財団
参考文献

  • 「いつもの材料でつくるソフト食-高齢者メニュー50」(鉱脈社刊)
  • 「黒田留美子式高齢者ソフト食標準テキスト上巻/下巻」(リベルタス・クレオ刊)